少し前にテレビで遺品整理を仕事とする人たちのドキュメンタリーがありました。

そこで初めてこのジャンルの仕事を知ったのですが、最近はその業界も増えているようです。

昔はこのような業種は無かったし、成り立ちようが無かった事かも知れません。

しかし現在こうした需要が増している背景には、家族間の関係の希薄化や少子高齢化で親族のいない人の急増もあるようです。

また、地域間のつながりが無くなってしまった事が一番大きいかもしれません。

昔は身寄りが無い人も、地域ぐるみでお世話をして最後まで看取った事も、近年では亡くなっていた事さえ誰も知らなかった孤独死も増えています。

こうした中で遺品整理業が発展しているようなのですが、彼らの仕事を紹介する番組で、私たちは人生と向き合って仕事をしています、という言葉が印象的でした。

ある人は子供がいるものの長い間音信不通で孤独死しましたが、その人の数少ない遺品の中の最も大切にしていた缶の中に、自分の子供のが小さい頃書いた絵が入っていました。

業者の人は全て処分するように指示されていたのですが、その絵の事を遺族に伝え何とか亡くなった人の子供に渡そうとしてました。

このような話がたくさん、というより殆どの現場で多かれ少なかれありました。

やはり遺品整理は、1人の人生の整理なのでしょうか。

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