最近は遺品整理が商売になるそうだ

親が亡くなって残された人はいずれ遺品整理をおこなうこととなる。

その物に触れたとき、親しくいとおしい人の歩んできた時間、そしてそれに共に自分も歩んできた思い出が甦るに違いない。

父や母もそうやって思い出を繋ぎ自分の子にたすきを渡しているのだ。

しかしちょっと待って欲しい。

子供時代に愛情を受けず、いやむしろ虐待などを受けた子供はどんな気持ちで遺品整理をしたら良いのだろうか。

いつまでも受けた傷が癒えず大人になっても尚苦しみ続けている人は、親の遺品など触りたくも無いはずだ。

今の時代は赤の他人がそれを代行してくれるサービスもある。

家の掃除や不用品引取りから派生したこの遺品整理というサービスが役に立つ時代なのである。

勿論親との確執がない人も大勢いる。

仕事に追われ忙しい、遠距離で長期にわたって実家に滞在できないなど理由は様々あろうが、昔はそれでも赤の他人に頼むことは無かった。

我々は家の事情よりも個の事情を優先するようになったのだ。

その選択がいいのか悪いのかは別として、商売として成立している。

ゴミ屋敷なども社会現象化しているが、そこにはビジネスとしての機会がある。

人の繋がりは希薄となる反面、違う形で人と繋がっているのである。

  • Posted on 26. 10月 2013
  • Written by seconduser
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